ストレッチC面(SSTF)

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【機能】

面取り線分と面取り寸法線の形状を変更する

【コマンド概要】

面取り寸法線をストレッチします。

アイテムが面取り線分でない場合は、指示された長さに線分を変更します。

45度の面取り線分のみを対象とします。

コマンドの内部処理でアクティブリストを使用しているため、コマンドの実行前に登録したアクティブリストはクリアされます。

対象アイテムは、線分,文字です。

【オペレーション例】

1. 変更後の面取り量を数値入力して、ストレッチします。
基準アイテム{面取り量数値,参照線分 ID,寸法線 ID}* 3 C/R

基準アイテムを指示します。
ここでは、面取り量3mmを数値入力しています。

編集する線分[ 面取り量 ]ID# <1> <2> 10 C/R

編集する線分を指示します。
<1>と<2>で指示した線分は、面取り量3mmに変更されます。
ここでは、面取り線分を指示した後で、面取り量10mmを数値入力しています。

編集する線分[面取り量]ID# <3>

面取り線分を指示します。
<3>で指示した線分の面取り量8mmが、面取り量10mmに変更されています。

2.
面取り部の線分を指示して、ストレッチします。
同じ面取り量の線分を複数変更するときは、その内の線分を1つ指示して、ストレッチ領域を指定します。
指示した線分と同じ面取り量の線分すべてが変更対象となります。

基準アイテム{面取り量数値,参照線分 ID,寸法線 ID}* <1>

基準アイテムを指示します。
ここでは、線分を指示しています。

ストレッチ領域 D D(D)# <2> <3> C/C

変更対象アイテムを多角形で囲みます。

ストレッチ領域 D D(D)# C/C

C/Cのみ入力すると、領域が確定されます。
<2>と<3>で指示した領域の面取り量5mmの線分がすべて対象になります。

面取り量{数値,参照線分 ID}* 3 C/R

変更後の面取り量を指示します。
ここでは、面取り量3mmを数値入力しています。
面取り量5mmの線分は、すべて面取り量3mmに変更されます。

面取り量{数値,参照線分ID}* <4>

変更後の面取り量を指示します。
ここでは、参照する線分を指示しています。
’これと同じ面取り量にしたい!’という線分がある場合は、その線分を参照して、同じ面取り量に変更できます。
面取り量5mmから面取り量3mmに変更された線分は、<4>で指示した線分の面取り量と同じ8mmに変更されました。

3.
寸法線を指示して、ストレッチします
面取り線分が小さすぎて指示できないときは、寸法線を指示し、ストレッチ領域を指定します。
指示した寸法線と同じ面取り量の面取り線分がすべて変更対象となります。

基準アイテム{面取り量数値,参照線分 ID,寸法線 ID}* <1>

基準アイテムを指示します。
ここでは、面取り寸法線を指示しています。

ストレッチ領域 D D(D)# <2> <3> C/C

変更対象アイテムを多角形で囲みます。

ストレッチ領域 D D(D)# C/C

C/Cのみ入力すると、領域が確定されます。
<2>と<3>で指示した領域の面取り量5mmの線分がすべて対象になります。

面取り量{数値,参照線分 ID}*  3 C/R

変更後の面取り量を指示します。
ここでは、面取り量3mmを数値入力しています。
面取り量5mmの線分は、すべて面取り量3mmに変更されます。

面取り量{数値,参照線分 ID}* <4>

変更後の面取り量を指示します。
ここでは、参照する線分を指示しています。
’これと同じ面取り量にしたい!’という線分がある場合は、その線分を参照して、同じ面取り量に変更できます。
面取り量5mmから面取り量3mmに変更された線分は、<4>で指示した線分の面取り量と同じ 8mmに変更されました。